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スリッパークラッチ装着!! [DUCATI]

ノーマルクラッチは滑りこそしない物のかなり打音がうるさくなっていたので思い切ってスリッパークラッチを導入する事にしました。

今回装着するのは、オフシーズンの間にヤフオクでGETしておいたSTM エヴォルツィオーネ スリッパークラッチ コンプリートキットです。

それでは早速クラッチカバーを外してノーマルクラッチの状態を確認してみましょう!

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パッと見でクラッチアウターバスケットとプレートのエッジ部分の隙間がヤバいです。

プレートをすべて外して見ると・・・なんと言う事でしょう!?

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もの凄い段差が出来て、ノコギリのようにギザギザになってました[爆弾]
よくこんな状態でまともにクラッチが切れていたものです[がく~(落胆した顔)]

終わってるノーマルクラッチはサッサと外してスリッパークラッチに交換しましょう!!

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インナーハウジングを特殊工具で固定し、インパクトレンチで一気に外していきます。

すべて外し終わったら中をキレイにして、いよいよスリッパークラッチの装着です[ぴかぴか(新しい)]

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STMクラッチアウターバスケットを固定するネジにネジロックを塗って均等に規定トルクで締め付けます。

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このインナーハウジングの中にある6個のベアリングボールと絶妙な傾斜によりスムーズにスリッパークラッチ機構が働くのですね。

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STMのスリッパークラッチにはディスクをセットする時の全体の厚みが36.5mmという規定値がある訳なんですが、中古で購入したこのセットは35.8mmしかありませんでした。
このまま組んでも、後で正常にクラッチが切れなくなる恐れがあるので調整しましょう!
調整はとても簡単!クラッチディスクがまだ使える状態であれば1.5mmのスチールプレートを1枚外して、2.0mm厚のスチールプレートを組み込みます。
すると0.5mm分厚くなるので36.3mmになる計算です!

IMG_07JPG.JPG
そして細々としたパーツを順番通りに組み込んだ後は、インナーハウジングを固定する専用の特殊工具をセットしてガッチリ180N・mで締め込みました。

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最後にプレッシャープレートとアウターカバーをCクリップで固定して取り付け完了です。


摩耗の激しかったノーマルクラッチに比べると格段に静かになりました[わーい(嬉しい顔)]
クラッチを切った時の音は、ノーマルの方が高音で良い音してたかも知れませんね。

装着した後に試乗してみた感想は、まずスタートがとてもスムーズでシフトダウン時もアクセルで回転を合わせる必要が無く、スーーーッとエンジンブレーキが程良く利いて非常に乗りやすく感じられました!
ただ、クラッチを切ってシフトダウンした時にカツンと感じるクラッチレバーの手応えがちょっと気持ち悪いです[バッド(下向き矢印)]

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